ガイナ塗料の効果は本当?外壁塗装で失敗しないためのポイントは⁇

外壁塗装
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外壁塗装を検討中の方必見です!

家の外壁塗装を考えるとき、どの塗料を選ぶかは大きな決断です。

最近、注目を集めている塗料「ガイナ」に興味を持っている方も多いでしょう。

今回は、「ガイナ」についての詳しい情報と、業者選びのポイントを整理してお伝えします。

塗料ガイナとは?

「ガイナ」は、多孔質のセラミック粒子を含む特殊な塗料で、断熱や遮熱の効果が期待できると言われています。

元々は工場の屋根などに使用され、その効果が評価されていますが、最近では住宅にも使用されるようになりました。

断熱効果の他に、室内の匂いを吸着する効果や空気を浄化する効果があるとされています。

ガイナのメリット

断熱・遮熱効果

特に断熱材が入っていない建物や、コンテナハウスのような鋼製の外壁に効果的です。

夏は涼しく、冬は暖かく感じることができます。

室内環境の改善

室内に塗布すると、匂いを吸着する効果があり、空気中のプラスイオンを吸着することで快適な空間を作り出します。

施工実績

工場などでの使用実績があり、その効果は実証されています。

ガイナのデメリット

価格が高い

他の塗料に比べて高価であるため、予算によっては厳しいかもしれません。

汚れやすい

多孔質のため、汚れを吸着しやすく、雨跡や黄砂などの汚れが目立つことがあります。

色褪せ

特に淡彩以外の色は色褪せが速いと言われています。

ガイナを扱う業者の違い

「ガイナ」を扱う業者によって、提案内容や塗装の姿勢が異なることがあります。

以下は、A社とB社の違いを整理したものです。

A社

ガイナ塗装を全面に押し出し、積極的に提案してくる。

「ご近所でも施工実績があり、評判が良い」とのこと。

冬の断熱効果も高く評価。

B社

ガイナの効果について懐疑的な立場。

「期待に応えられないことも多い」として、他の塗料を推奨。

価格や効果について正直な意見を述べている。

ガイナの施工に関する注意点

技術力のある業者を選ぶ

ガイナは専用の下塗り材がないため、下地の状態を正確に判断できる業者を選ぶことが重要です。

施工の質が効果を大きく左右します。

効果が発揮される条件

断熱材がしっかり入っている建物には効果が薄いことがあります。

逆に断熱材がない建物やコンテナハウスには大きな効果が期待できます。

塗布量の遵守

1缶で30㎡程度の塗布量を守らないと効果は薄れてしまいます。

外壁塗装は長期的な視点で

どの塗料を使うにしても、塗装の耐久性には限界があります。

一言で片付けると、10年以上もつ塗料や塗装技術は今のところほぼ不可能です。

どんな塗装でも、7~9年で色あせが目立ち、10年では塗装表面にチョーク現象(触ると手に白い粉のようなものがつく)が現れます。

一般的な塗装壁ですと10年を目安に塗り替えが必要。

また、万一塗装が長持ちしたとしても、壁面やサッシ周りのシーリングが持ちません。

シーリングも10年を限度として打ち直しが必要です。

そう考えると、質も大事ですが、10年ごとに必要だと考えた場合、かけられる予算で計算することも大事なのです。

他の塗料よりも1年長持ちすることにプラス20万円~50万円はどれほど妥当なのだろう?と考えるとガイナだろうが他の塗料だろうが、塗料の種類で深く考えるのも馬鹿馬鹿しく思えてくるのでは?というのが結論です。

まとめ

ガイナは、多くのメリットがある塗料ですが、その効果を発揮するためには、施工が重要です。

ガイナを扱う業者を選ぶ際には、その業者の技術力や提案内容をしっかり確認しましょう。

また、塗装の目的や予算に応じて、効果的な塗料を選ぶことが大切です。

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