先進的窓リノベ2024の補助額が発表!まさかの減額⁉

内窓を知る
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環境省が発表した2024年度の窓リノベ最新情報がついに解禁!

待ちに待った瞬間です。

正直、内窓設置と外窓交換のはつり工法が補助額ダウンガラス交換や外窓交換のカバー工法がアップという結末に、喜びと落胆が入り混じります。

ただ、工事範囲によっては大いに恩恵を受けることもあるでしょう。

環境省の公式発表資料は12月7日版

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これに基づき、補助額の増減をみていきましょう。


先進的窓リノベ2024年度の要点

まずは環境省から発表された、先進的窓リノベ2024年度版の概要を見ていきましょう。


先進的窓リノベ2024の補助対象事業

環境省の公式発表資料12月7日版


前回同様、補助対象は住宅所有者がリフォーム業者に発注したリフォーム工事で、DIYは対象外。


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先進的窓リノベ2024の補助対象期間

環境省の公式発表資料12月7日版


AB両方をクリアすることが必要となっています。

A令和5年11月2日以降に工事を始め、令和6年12月31日までに完了

B令和6年12月31日までに事業者登録を完了し、同時に工事が完了する

リフォーム業者はBの条件を満たすために窓リノベ2024年に登録が必要。

既に2023年に登録された業者は手続きが必要かもしれないが、引き継がれる見込み。

契約日には制約がないので、いつ契約した案件でも対象になります。

期間や登録条件が厳しく見えますが、令和5年11月2日以降の工事が対象なので、今、着工している案件も対象ですね。


先進的窓リノベ2024の改修後の窓の性能

環境省の公式発表資料12月7日版


前回同様、窓の性能は改修後の熱貫流率が1.9以下が基準

ただし集合住宅のカバー工法は熱貫流率が2.3以下で補助対象

ちなみに戸建住宅および低層集合住宅と中高層集合住宅の違いは…

  • 3階以下なら戸建および低層集合住宅
  • 4階以上なら中高層住宅

扱いになるようです。


先進的窓リノベ2024の補助額等について

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次に先進的窓リノベ2024年度の補助額等についてみていきましょう♪


先進的窓リノベ2024の補助額算定方法

環境省の公式発表資料12月7日版


  • 工事費の半額相当で最大補助額は200万円
  • 補助対象外となるのは、最低補助額5万未満の場合

前回と同様の条件で、最大補助額が200万円というインパクトが強いですね。


補助対象工事

補助対象工事は前回同様となっています。


環境省の公式発表資料12月7日版


内窓設置、そして外窓交換ガラス交換が補助対象工事となります。

外窓交換は、既存のサッシの枠に上からかぶせるカバー工法と、古いサッシを完全撤去して新しいサッシを付ける、はつり工法があります。


先進的窓リノベ2024の補助額

次に注目ポイントである、それぞれの補助額を見ていきたいと思います。

まずは戸建住宅、低層集合住宅の補助額からみていきましょう。


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2023年版と比べてどれだけ違うの??


先進的窓リノベ2024の戸建住宅、低層集合住宅の補助額

まずはガラス交換から


ガラス交換の補助額

以下が2024年の先進的窓リノベ補助額になります。

2023年版と比べての増減も記入しています。

2024年ガラス交換グレード熱貫流率
SSUw1.1以下55,000
+7,000
34,000
+4,000
11,000
+3,000
SUw1.5以下36,000
+4,000
24,000
+3,000
7,000
+2,000
AUw1.9以下30,000
+4,000
19,000
2,000
5,000
1,000


差額は3,000円~4,000円のアップ

ただ、正直ガラス交換の工事は多くないのでは??

既存のサッシは何が使われているかが大事なポイントになってきますね。


内窓設置の補助額

続いて内窓設置の補助額になります。

2024年内窓設置グレード熱貫流率
SSUw1.1以下112,000
-12,000
76,000
-8,000
48,000
-5,000
SUw1.5以下68,000
-16,000
46,000
-11,000
29,000
-7,000
AUw1.9以下52,000
-17,000
36,000
-11,000
23,000
-7,000


差額は前回と比べて5,000円~17,000円下がっています

一番注文が多かったであろうSランク、Aランクの大と中の補助額の下げ幅が一番大きいです。

2023年の補助金はもう無理だから、2024年度にしようと切り替えた方にとっては残念な結果ですね…

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内窓リフォームの魅力を解説⇩⇩


カバー工法の補助額

続いてカバー工法の補助額を見ていきましょう。

2024年カバー工法グレード熱貫流率
SSUw1.1以下220,000
+37,000
163,000
+27,000
109,000
+18,000
SUw1.5以下149,000
+25,000
110,000
+18,000
74,000
+12,000
AUw1.9以下117,000
+15,000
87,000
+11,000
58,000
+7,000


カバー工法は補助額が上がっています!

前回と比べてSSの大37,000円もアップ

大と中に関しては20,000円~37,000円とかなりのアップとなっています。

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今回はこれが目玉になるかも。


はつり工法の補助額

そして、はつり工法の補助額になります。

2024年はつり工法グレード熱貫流率
SSUw1.1以下183,000
±0
136,000
±0
91,000
±0
SUw1.5以下118,000
-6,000
87,000
-5,000
59,000
-3,000
AUw1.9以下92,000
-10,000
69,000
-7,000
46,000
-5,000


2023年版と比べると、やはり下げられています…

内窓設置とはつり工法だけ、補助額が下げられています。

はつり工法はまだ数千円の下げ幅だけど、内窓設置の下げ幅が一番大きくて残念。

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内窓リフォームを前回やっておけば…と思う方もいるかも

まだ落胆するのは早いかもです。

今回の先進的窓リノベ2024、前回対象にならなかった部分も補助対象となっています。

それがなんと「ドアの交換」です。

環境省の公式発表資料12月7日版


上記をまとめると

  • 住戸ドアおよび外部ドアの改修が、窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに限り補助の対象。
  • 改修方法、断熱性能、大きさに基づいて単価を判断し、相当する窓の単価を適用。

今回の先進的窓リノベ2024では、玄関ドアや勝手口も対象となり、補助の恩恵が大きい可能性がありますね。

ただし、具体的な情報は未確定のためあくまで予想となります。

はは
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玄関ドアってカバー工法が多い。もし窓リノベのカバー工法の補助金が適用されたら結構いい補助額になるのでは!


リフォーム補助金を効果的に使う方法を解説⇩⇩


先進的窓リノベ2024の中高層集合住宅の補助額

続いて、中高層集合住宅の補助額もみていきます。

ガラス交換と内窓設置に関しては、戸建住宅、低層集合住宅の補助額と同額です。

カバー工法をみていきます。


カバー工法の補助額

2024年カバー工法グレード熱貫流率
SSUw1.1以下266,000
+45,000
163,000
+30,000
109,000
+19,000
SUw1.5以下149,000
+30,000
110,000
+20,000
74,000
+12,000
AUw1.9以下117,000
+25,000
87,000
+17,000
58,000
+10,000
BUw2.4以下102,000
+13,000
70,000
+9,000
43,000
+5,000


前回と比べて差額が全てプラス

一番大きい差額はSSの大で45,000円アップ

大体、平均で20,000円~30,000円位の補助額アップ。


はつり工法の補助額

2024年はつり工法グレード熱貫流率
SSUw1.1以下266,000
+45,000
181,000
+30,000
112,000
+19,000
SUw1.5以下180,000
+30,000
122,000
+20,000
75,000
+12,000
AUw1.9以下148,000
+25,000
101,000
+17,000
62,000
+10,000


こちらも前回と比べて差額がすべてプラス

先程のカバー工法と補助額が同じなので、大体、平均で20,000円~30,000円位の補助額アップ。


先進的窓リノベ2024の申請手続き

環境省の公式発表資料12月7日版


基本的な申請の流れとして

  1. 工事の請負契約を結び、工事を着手する。
  2. 着手後、予約申請が可能となり、工事完了後に交付申請を行う。
  3. 申請にはまず、①事業者登録が必要。したがって、申請前に事業者登録を済ませる必要がある。

事業者登録は工事契約後や工事着手後でも可能なので、未登録のリフォーム業者は急務となります。

依頼主もリフォーム業者の事業者登録状況を確認しておきましょう。


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先進的窓リノベ2024の今後の予定

環境省の公式発表資料12月7日版


  • 対象建材・設備の公募期間: 令和5年12月下旬 〜 令和6年11月30日
  • 事業者登録期間: 令和6年1月中旬 〜 令和6年12月31日
  • 登録事業者の公開: 登録後、随時発表
  • 交付申請期間: 令和6年3月下旬 〜 令和6年12月31日
  • 交付申請の予約期間: 令和6年3月下旬 〜 令和6年11月30日

2023年の窓リノベは3月31日から申請開始されたため、2024年度版も同様のスケジュールが予想されます。


先進的窓リノベ2024の補助額が発表!まさかの減額⁉のまとめ

先進的窓リノベ2024年度の補助額環境省より発表されました。

はつり工法と内窓設置の補助が減額される一方で、カバー工法の補助がアップし、ドア交換も補助の対象に。

補助金の利用を検討中の方には、減額があるものの新たなチャンスとして捉えることができるでしょう。

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うまく補助金を活用して窓のリフォームを進めましょう♪


• 内窓設置と外窓交換のはつり工法は補助額が減少。ガラス交換と外窓交換のカバー工法は増加。
• 補助対象工事にはドアの交換が追加され、補助額が期待される。


補助額の具体例

戸建住宅・低層集合住宅

• ガラス交換: 3,000円〜4,000円アップ
• 内窓設置: 5,000円〜17,000円ダウン
• カバー工法: 20,000円〜37,000円アップ
• はつり工法: 減少


中高層集合住宅

• ガラス交換・内窓設置: 同額
• カバー工法: 45,000円アップ
• はつり工法: 20,000円〜30,000円アップ


具体的なアクションプラン

  1. 事業者登録: 事業者登録が必要なので、早めに手続きを進める。
  2. 工事着手後に予約申請: 工事が始まったら予約申請を行う。工事終了後に交付申請を行う。
  3. ドアの補助額を確認: ドアの交換も補助対象となったため、具体的な補助額を確認し、利用する。

実践時の注意事項

• 事業者登録の急務: 事業者登録がまだの場合、工事着手前でも登録を完了させる。
• リフォーム業者の事業者登録確認: 依頼主はリフォーム業者が事業者登録済みか確認する。

工夫やコツ

• 早期着手: 早めに工事を始めることで、補助対象となる。
• 検討中の部分もチェック: 今回は新たにドアの交換が対象になったため、検討中の部分も含めて全体をチェックする。

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